子どもたちの成長に寄与し、
できることを一つでも増やしていく
障がいのある、と聞いてどう感じますか? どんなイメージを持ちますか?
今から30年ほど前までは、いわゆる「発達障がい」という概念がまだまだ希薄でした。
近年、「発達障がい」という概念が広く知られるようになってきましたが、知らないという人もまだたくさんいるかと思います。
一言でいうと、健常だろうが、障がいがあろうが何も変わらないと考えています。
障がいがあってもなくても、子どもでも大人でも一人の人間として尊重する。
確かに障がいがあることによってできないことは人より多いかもしれません。
そういった面で相応の配慮は必要かもしれませんが、障がいがあるからと特別扱いはしません。
注意すべきときはしっかり注意するし、褒めるときは叱った以上に褒める、これは障がいのある無しかかわらず、当たり前におこなうべきだと思います。
分け隔てなく、一人の人間としてかかわる、そんなかかわり方が大切です。
隠さずいうと、子どもたちとかかわることは大変なことの連続です。
ですが、それ以上にできなかったことができた時の子どもたちの笑顔が僕の、また職員さんのやる気の源です。
また、子どもたちの後ろには必ず保護者さんがいます。
子育てというのはただでさえ大変で、保護者さんも心も体も余裕がなくなってきてしまうことがあります。
そうすると、どうなるか。
ちょっとしたことでイライラしたり、言葉尻がきつくなったり、そこからエスカレートするとついつい手が出てしまったり。。
そういった、いわば負のスパイラルに陥る前に、僕たちを「使って」もらえればと思っています。
保護者さんも人間です。感情もあれば疲れも感じます。
心に余裕をもって子育てに取り組んでもらうために、「自分の時間」を持ってほしいのです。
週に一度でも構わない。その時間で好きなことをして、リフレッシュしてもらって、また笑顔で子どもたちと接してもらいたいのです。
何をいっても子どもたちは、お父さん、お母さんが大好きです。
お父さん、お母さんが笑顔だと子どもたちもうれしくなります。
私たちは子どもたちとかかわり、子どもたちの成長に寄与し、できることを一つでも増やしていく。
これは当たり前のやるべきことだと思いますが、それだけではなくお父さん、お母さんが少しでも心の余裕をもって子どもたちと接してもらえるようにできる限りのことはしていきたいと考えています。
当然、その為に職員さんにも少し負担をさせてしまうこともあります。
愚痴や文句も言わず、僕の思い、考えを理解して子どもたち、またはその保護者さんとかかわってくれる職員さんには本当に感謝しかありません。
職員さんも、子どもたちも、また子どもたちの保護者さんも楽しく、学んで、できることを一つでも増やす、そんな企業を目指します。